14 June 2024 · By vinona baines

「酒さ」についての説明とLEDライトセラピーの効用

酒さは一般的ではあるものの、誤解されることの多い皮膚疾患で、全世界で数百万人が罹っています。顔の赤み、露出した血管、ならびに場合によっては頬と鼻、顎に広がるニキビのようなできものを特徴とする酒さは、精神的に(そして肉体的にも)つらいものです。ここでは、その原因、よくある症状、および効果的な酒さトリートメントについて知っておくべきすべてのことを紹介します。 

  

酒さの原因とは?

Mayo Clinicでは、このように話しています。「酒さの原因は知られていませんが、免疫システムの過剰反応や遺伝および環境が一因になっている可能性があります」。顔の赤みは、アルコール、熱い飲み物またはスパイシーなフードがトリガーになっている可能性もあります。長い期間UVB(紫外線)を浴びた場合でも、血管形成が刺激され、新しい血管の成長が加速する可能性がありますし、それによって血管が太くなり、血管の根が広がって、酒さになるのかもしれません。

 

赤色LEDライトは酒さに役立つのか?

LED(発光ダイオード)ライトセラピーには、炎症が少なくなる、「傷を自然に治癒する過程」が早まる、肌の障壁が強化される、といったメリットがあり、これらのメリットのすべてが酒さの症状を軽減するのに重要な役割を果たします。また、酒さの治療は不可能だとしても、酒さを管理できるようにはなります。ここでは、酒さトリートメントについて知っておくべきすべてのことを紹介いたします。

 

rosacea before and after

 

光はパワフルなエネルギーで、正しく照射されると、(植物の)光合成のような、自然の細胞応答を促進します。LETトリートメントを成功させるためには、波長の選択がきわめて重要となり、その選択が正確であればあるほど、ターゲットの肌細胞に光がより効果的に吸収されるようになります。

青色(415nm)は、ニキビを発生させるバクテリアを肌の表面で破壊する効果が最も高いことが立証されており、さらに赤みと炎症も軽減します。赤色(633nm)は細胞のエネルギーを増強し、肌の潤いを高めるほか、細胞の修復と再生を促します。

近赤外線(830nm)は深いところにある細胞をターゲットにし、傷の治癒過程を促進するほか、赤み、炎症および傷跡を抑制します。緑色(532nm)と組み合わせると、近赤外線は傷痕およびニキビ跡の原因となる色素過剰を抑制します。黄色(590nm)と組み合わされた場合、近赤外線は頬、鼻および顎の赤みを加速します。

 

rosacea before and after

 

酒さのサブタイプ

酒さの症状に効果的に対処するには、最初に自分の酒さのサブタイプを把握する必要があります。皮膚科医の資格を持つシャー医師とマックスフィールド医師は、2人のYouTubeの支持者に向けて、酒さの4つのサブタイプについて、このように語っています。「どれも異なった振る舞いをします。それぞれは特徴が大きく異なっています」。マックスフィールド医師は、「酒さは試行錯誤が必要となる症状」とも語っています。そのため、自分自身の酒さに対する最良の家庭トリートメント見つけるためには、時間と忍耐が重要となります。

このプロセスをより簡単にするために、私たちは、それぞれのサブタイプに最も適しており、臨床テストで効果が立証されている家庭用LEDライトセラピーデバイスをリストアップしました。

 

サブタイプ1:ETR(紅斑血管拡張型)酒さ

 

rosacea

 

「このサブタイプの特徴は、一時的な紅潮から始まるというところです。30分程度の長い期間にわたって紅潮するタイプの人は、その赤みが持続するようになります。1年以上にわたって血管が拡張するようになり、その状態が続きます」

香料、乾燥(イソプロピル)アルコール、マンサク、ユーカリおよびペパーミントの油、ならびにメカニカルスクラブを含有する美容製品の使用はお控えください。

その代わりに、抗炎症作用のあるリコリス、鎮静効果のあるナイシンアミド、および障壁を強化するセラミドを選ぶようにしてください。「壊れものを扱うように、肌をトリートメントしてください。皮膚炎またはアトピー性皮膚炎の人が使用しないものは、避けたほうがいいでしょう」。毎日、SPF20以上のブロードスペクトラムサンスクリーンを使用するようにしてください。

CurrentBody Skin LED ライト セラピー フェイス マスクは純粋な赤(633nm)と近赤外線(830nm)のLED波長を使い、炎症部位を具体的なターゲットにして、日焼けによる損傷を止め、細胞による「傷の治癒」を高めます。週に3回から5回、マスクを10分間着用するだけで、効果を確認(実感)できるようになります。

 

サブタイプ2:丘疹膿疱型酒さ

 

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ニキビと似ているものの、拡がり方が異なっている、このような酒さは、顔の中央部分に拡がることことの多い、赤くて小さい、膿が詰まった腫れ物として現れます。このタイプの酒さは、遺伝的要因または肌の表面でのニキビダニの増加によって起こる炎症が当初の症状となっています。

レチノール、レチノイドあるいはレチナールといった、ビタミンAの種類は使用を控えるようにしてください。「レチノールのような一部のニキビ成分は、このタイプの酒さを悪化させる可能性があります。この酒さは正しい診断を受けることが重要です」

このような酒さの処置には、「くすみにとても、とても効果がある」アゼライン酸のようなスキンケア成分や、シャー医師とマックスフィールド医師が「現存するもののなかで、最も過小評価されているスキンケア成分」と口を揃えている硫黄を使用します。丘疹膿疱型酒さには、経口抗生物質も効果があります。

Dermalux フレックス MDは、炎症、赤み、ニキビ、および乾癬の症状を抑制し、治癒を担う細胞の再生および傷痕の軽減を促進することを目的としており、臨床テストでも効果が証明されている医療用デバイスです。医療グレードの正確なLED(発光ダイオード)波長が細胞に吸収され、快適で優しい酒さトリートメントを家庭で受けられるようになります。まさに、ニキビと丘疹膿疱型酒さをターゲットにした、理想的なデバイスです。

Dermalux フレックス MDについての検証済みカスタマーレビューを紹介いたします

「5年前から、丘疹膿疱型酒さに悩んでいました。そのため、いちばん調子がいいときでも赤みがずっと出ており、最悪のときには痛みをともなう斑点が大きく拡がり、がまんできないくらいの痒みがありました。最初は青色と近赤外線の設定で週に2回か3回トリートメントし、痛みのある斑点の治癒、再発の抑制、および赤みのある程度の抑制を目指し、見事な結果が出ました。薬を服用し続けるのもいやだったので、トリガーとなるものを把握および識別するだけじゃなく、本当に役に立ちそうなスキンケア製品を見つけようとし、私はDermalux フレックスが自分のスキンケアルーティンにうってつけで、自分の症状の管理にとても役立つということを発見しました」— AJ(英国の検証済み購入者)

 

サブタイプ3:瘤腫型酒さ

 

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このタイプの酒さは、継続的に拡がる皮脂腺、オイリーに見える肌、ならびに肥厚性の皮膚組織が特徴となっています。「顔全体に拡がった、個々の皮脂腺や全体的に脂っぽい感じは個別に対処することがでできます」

シャー医師は、毛穴を引き締め、皮脂の生成を抑制する効果のあるナイアシンアミドを推奨していますが、このタイプの酒さは悪化する前にヘルスケアプロフェッショナルのもとで管理する必要があるとも警告しています。

CurrentBody Skin 4-in-1 LED ゾーン フェイシャル マッピング マスクは、臨床テストで効果が立証されている4つの波長を使って、皮脂の生成管理、炎症の緩和および赤みの抑制を行います。ダウンタイムは必要なく、両手を使いながらでもできるセッションは10分で終わります。自分の症状にふさわしい波長を使った、適切なトリートメントプログラムを選ぶこともできます。

 

サブタイプ4:眼型酒さ

 

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「深刻な症状になると、目が見えにくくなるほか、目が実際にダメージを受けることもあります」とマックスフィールド医師は説明しています。「それが酒さの影響だと気づかず、治療するまでに時間がかかることもよくあります」。症状には目の縁の再発性麦粒腫(ものもらい)が含まれており、まつげがウォーターライン(目の下の粘膜部分)に触れた場合には固い皮のようになり、目のなかに砂が入っているような、ザラザラした感じもあるかもしれません。

CurrentBody Skin LED アイ パーフェクターにより、とりわけ目の周囲の炎症を和らげることができ、プロによるトリートメントを補完することができます。私たちは、毎日3分間のセッションを推奨していますが、家庭での酒さの処置方法については、皮膚科医または眼科医にご相談ください。

 

皮膚科医にご相談ください

顔の赤み、または酒さでお悩みの場合には、肌に悪影響を与えない製品やトリートメントを見つけるのが困難な場合があります。また、LEDライトが酒さの症状に役立つと言っても、皮膚科医に相談して、適切な診断を受け、ご自身のニーズに合った、家庭での酒さ処置プランを立ててもらうようにしてください。

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